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バーチャルオフィスで会社設立|自宅住所隠す女性の起業と法人口座|女性起業家・フリーランス向けのプライバシー対策成功事例

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バーチャルオフィスで会社設立|自宅住所隠す女性の起業と法人口座|女性起業家・フリーランス向けのプライバシー対策成功事例
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記事を書いた人
永島俊晶

永島税理士事務所、代表税理士/財務経営コンサル会社、代表取締役/経産省認定「経営革新等支援機関」/M&Aアドバイザー/AFP(ファイナンシャルプランナー) 財務戦略を武器にして、事業のステージに応じた永続経営のための支援を行っています。 毎月70人以上の様々な業種の経営者の支援をする中で、成功・失敗事例から学んだノウハウや、経営者として得た知見を発信しています。 <講演会> 各自治体の創業者研修、経営力養成講座、一部上場企業営業研修など講師として実績多数 <書籍> 『最強の戦略ツール・ビジネスモデルキャンバス』 新規事業の開発や事業拡大に不可欠なビジネスモデルキャンバスについて、詳細に解説しています。

一人で起業する女性起業家にとって、安全面から自宅住所をネット上に公開したくないというニーズは非常に多くあります。

一方で「バーチャルオフィスでは銀行口座が作れない」という懸念が、独立の足止めとなっているケースも少なくありません。

結論から言えば、バーチャルオフィスであっても、事業実態を証明する適切な準備を行えば、法人口座の開設は十分に可能です。

今回は、プライバシー保護とスムーズな事業開始を両立させた事例を解説します。

ご相談いただいたお客様の概要
加藤様(仮名)/ 30代女性

所在地:東京都内

業種:美容サロン向け経営コンサルティング

相談内容:防犯・プライバシーの観点から自宅住所を非公開にしたい。バーチャルオフィス利用による口座開設拒否のリスクを恐れている。


目次

1. 「バーチャルオフィス=開設不可」はもう古い?

ひと昔前は、バーチャルオフィスというだけで口座開設を門前払いする銀行も多くありました。

しかし、リモートワークが一般化した現在は、働く場所を固定しない起業スタイルも一般的になってきています。

そのため、銀行側も以前ほどネガティブな反応は少なくなっています。
ただし、「審査がなくなった」わけではありません。

特に地方銀行や信用金庫が慎重になる最大の理由は、「物理的なオフィスがない=事業の実態を確認できない」と判断されるからです。

銀行側からすれば、ペーパーカンパニーや不正利用のリスクを避けるために、「本当にここで仕事をしている証拠」を厳しくチェックせざるを得ないのです。

2. 専門家が伝授する、確実な口座開設への戦略

バーチャルオフィスで起業するなら、銀行の特性を理解して「使い分ける」のが賢いやり方です。加藤様には、成功率を格段に上げるための以下のステップをアドバイスしました。

① まずは「ネット銀行」で事業の足場を固める

事業をスタートさせるなら、まずはネット銀行の口座開設を最優先にするのが一番確実なルートです。
地銀などに比べて審査が比較的スムーズで、口座開設の申込もネットで簡潔できます。

さらに、振込手数料などのコストも安く抑えられます。

【バーチャルオフィスで口座開設実績のあるネット銀行】

・GMOあおぞらネット銀行
・住信SBIネット銀行
・楽天銀行
・PayPay銀行 など

専門家からのアドバイス

ネット銀行は、 今後の事業活動においても、1つ持っておいて損はありません。
まずはここで売上の入金実績を積み上げ、銀行に対して「しっかりとお金が動いている会社だ」という確かな事実を作りましょう。

② 地銀・信金は「実績」という武器を持ってから挑む

将来的な事業の継続や拡大を見据えると、さらなる資金調達(融資)が必要になる局面が必ず訪れます。 

その際、支えとなってくれる地方銀行や信用金庫との取引は、避けては通れない道です。
ただ、現状ではネット銀行に比べ、バーチャルオフィスの会社が地銀や信金で口座を作るのは、残念ながら「お断り」をされてしまうケースが少なくありません。

前述の通り、やはり「実態が見えない」という点がネックになるからです。
そこで、無策で挑むのではなく、以下の成功の戦略をとるのが賢明です。

バーチャルオフィスで法人口座を開設する戦略

何の実績もない状態で地銀に挑んで「お断り」という結果をくらってしまうよりも、まずはネット銀行で数ヶ月〜1年分の取引履歴(通帳)をしっかり作りましょう。

「これだけ着実に売上が上がっています」という証拠を持って窓口へ行く方が、銀行担当者の納得感は強くなり、信頼度は格段に上がります。

③ 【裏ワザ】日本政策金融公庫の融資決定を「信頼の証」にする

さらにもう一つの有効なアプローチとして、日本政策金融公庫の創業融資が確定してから、銀行へ口座開設を申し込むというルートがあります。

創業融資の相談先としてまず名前が挙がる日本政策金融公庫ですが、日本政策金融公庫自体は預金業務を行っていないため、通帳を作ることができません。
そのため、融資を受けるには必ず「融資金の着金先となる民間銀行の口座」を用意する必要があります。

この仕組みを戦略的に活用するのです。

・銀行側の安心感につながる

政府系金融機関である公庫の審査に通ったという事実は、銀行にとって「事業の実態と将来性をプロが認めた」という強力な裏付けになります。
「公庫の融資が決まったので、入金用の口座を作りたい」という大義名分を持って相談に行けば、バーチャルオフィスという懸念点があっても、スムーズに開設へ至るケースが非常に多いのです。

・将来の融資取引への『強力な足がかり』になる

日本政策金融公庫からの融資金の入金、および返済口座に指定することで、銀行側は「自行をメインバンクとして利用してくれる」と認識します。

また、日本政策金融公庫への返済実績がその銀行の通帳上で可視化されるため、将来的にその銀行から追加融資を受ける際の大きな加点材料にもなり得ます。

もし創業融資を検討されているなら、まずは公庫の審査を先に進め、その決定通知を持って銀行口座を申し込むのが、最も効率的な段取りと言えます。

3. サポートの結果

加藤様は検討の結果、プライバシーと防犯面を最優先し、バーチャルオフィスで開業することを選択されました。

まず、開業と同時に第一希望のネット銀行で口座を開設。
売上の入金先を早期に確保できたことで、事業のスタートダッシュを切ることができました。

さらに、アドバイスした順序通りに、まずは日本政策金融公庫へ創業融資を申し込み、融資が決定。その後に、決定通知を持って地元の信用金庫へ口座開設を申し込んだところ、スムーズに法人口座を作ることができました。

加藤様からは、「プライバシーを守りながら、銀行とも最初から理想的な形で取引をスタートできました。順序を工夫するだけで、これほど不安なく進められるとは思わなかったです」と、安堵の声をいただきました。

4. まとめ

バーチャルオフィスでの起業は、現代の賢い選択肢の一つです。

特に女性起業家にとって、プライバシーや防犯面を優先することは、長く事業を続けていく上でも非常に大切な決断だと言えます。

「バーチャルオフィスだと口座が作れない」という噂を耳にして不安になることもあるかもしれませんが、今回ご紹介したように「どの銀行から、どの順序で、どんな武器(実績や公庫の決定通知)を持って挑むか」という段取りさえ間違えなければ、バーチャルオフィスにおけるリスクは十分にカバーできます。

一度登記をしてしまうと、後から住所を変更するには手間も費用もかかります。
「自分の場合はどう進めるのがベスト?」と迷ったら、まずは気軽にご相談ください。

会社設立や融資、税務など、どんな小さな不安でも大丈夫です。
あなたの理想のスタートを、一緒に形にしていきましょう


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